本記事では、LステップとLINE公式アカウントの違いについて解説します。
※本記事は、株式会社Maneql社のLステップ正規代理店が監修しています。
- 株式会社NovoCor パートナー
- フリーランスライター、LINEマーケター
- 公式HP:https://www.webeat.jp/
- 個人運営サイト:https://www.webeaaat.com/
- 文字単価3.0円〜でキーワード選定からWordPress入稿まで可能な「記事作成代行アドバンス」を運営しています。
- LINE公式アカウント Basic保有
LステップとLINE公式アカウントの違い
LステップとLINE公式アカウントの違いは以下の通りです。
- タグの自動付与・削除
- シナリオ分析と配信時間
- ユーザー情報の収集
- ユーザーの管理
- 流入経路分析
- 細かいセグメント配信が可能
タグの自動付与・削除
Lステップでは、友だち全員にタグを自動で付与・削除できます。LINE公式アカウントでは、チャットができる友だちのみが対象で、ひとりひとり手動で付けたり外したりする必要があります。
Lステップのタグ機能は見込み顧客にアプローチする際に「きめ細やかな対応を」可能にします。
手動だとめんどくさくてタグの付け忘れがどうしても発生します。
シナリオの分岐と配信時間
LINE公式アカウントでは、分岐はシナリオ開始時のみ、配信時間は最短でも1日間隔、配信時間は最短1時間の範囲でのみです。一方、Lステップでは、ステップ配信の条件分岐回数に制限はありません。
例えば、「ステーキ屋」の経営者がLステップシナリオを活用する際に
来店回数2回目の方はリピーターの可能性があるため、
「1回来店した方よりポイントを手厚く付与」
「サラダ無料クーポン引換券の配布」
上記のようなオーダーメイド対応がLステップでは可能です。このシナリオ文章も全て配信時間の制限はなく、自動送信が可能。
LINE公式アカウントでも可能ですが、配信時間や「シナリオ途中の分岐ができないため」リピーター化になり得る見込み顧客を失うリスクがあります。
ユーザー情報の収集
LINE公式アカウントでもユーザーの情報を収集できますが、Lステップではより詳しい顧客情報の収集が可能です。
Lステップでは、URLのクリック数やECサイトの訪問数、シナリオの購読数、LINE経由のCV数などの測定が可能です。
例えば、
「サイトのHPではなくSNS経由でLINEの友だち登録クリックを押下している人が40%多いので、」
ユーザーの管理
Lステップでは、ユーザーを細かく管理できます。LINE公式アカウントでは、性別や年代、居住地のみなし属性までで、誰が友だち追加してくれたかは分かりません。
Lステップのユーザー管理には、次の4つのスタッフ権限があります。
- 管理者
- 副管理者
- 運用者
- 一般
管理者はアカウントにログインできるユーザーのスタッフ権限の1つで、すべての操作が可能です。
副管理者もすべての操作が可能ですが、管理者のみが行える操作もあります。管理者は1ユーザーのみで、削除はできません。
流入経路分析
Lステップの流入経路分析とは、友達がどこから登録したのかを把握できる機能です。
Lステップの流入経路分析は、飲食店でクーポンとアルバイト募集のQRコードを分ける、イベントの入場受付と同時にプレゼント情報を配信するなど、さまざまな用途で活用できます。
Lステップには、プロプランというプランがあり、このプランで流入経路分析やクロス分析、スタッフ権限設定、アクション管理などの機能が利用できます。
Lステップは細かいセグメント配信が可能
- 性別
- 年齢
- 住む地域
- 好きな食べ物
といった顧客セグメントごとに配信できるため、
しかし、メルマガやネット広告でもセグメント配信機能が
Lステップでは使い方次第で顧客情報を効率よく取得できます。
例えば、無料プレゼントを配信する代わりにLステップ搭載のアンケートフォーム機能を活用すれば「あなた独自のセグメント機能」を作成できます。(つまり、顧客に「より」刺さりやすい配信を「自動」で作成できる)
Lステップはシナリオ配信(ステップ配信)の配信時間を細かく設定できる
Lステップのシナリオ配信(ステップ配信)は、配信するメッセージを分単位で細かく設定できます。配信のタイミングは最短で友だち追加直後から、1分単位で設定できます。また、シナリオの途中で別のシナリオに分岐することも可能です。
LINE公式アカウントのステップ配信では、配信のタイミングは最短でも1日間隔で、配信時間は1時間単位でしか設定できません。
また、配信数が多くなると、すべてのメッセージを配信し切れないことがあります。
Lステップは導線設計を細かく設定できる
Lステップの導線とは、順序を追ってターゲットに沿ったメッセージを配信し、自動的に申し込みや売り上げを上げる仕組みのことです。
Lステップでは、売上を上げる最終目的から逆算して、ステップ配信の導線を組んでシナリオを作成します。
たとえば、アンケートで「ダイエットに興味がある」と回答した人にダイエット商品のクーポンを配信すれば、購入までの導線がスムーズです。
Lステップとメルマガの違い
Lステップとメルマガの違いについて解説します。
- Lステップはメルマガよりも開封率が圧倒的に高い
- Lステップを使えばユーザー行動がわかるため、次の打ち手がわかる
- Lステップのサポート体制が充実している
Lステップはメルマガよりも開封率が圧倒的に高い
メルマガはローコストで一斉配信に特化しているのに対し、Lステップは開封率と到達率の高いLINE公式アカウントで本格的なメールマーケティングの機能を実現できます。
具体的に言いますと、Lステップの開封率はメルマガの6倍、平均クリック率はメルマガの5倍、成約件数は30倍の違いになります。
Lステップ | メルマガ | |
配信内容の開封率 | 60% | 10% |
平均クリック率 | 25% | 5% |
成約率(1,000通送付の場合) | 0.5件 | 15件 |
メルマガ配信をしているtoC向けの商材、サービス提供事業者は9,000万人以上が使っているLINEに媒体を変え、Lステップを導入することで売れに売れるかもしれません。
今までメルマガ配信で見込み客が増えない方は、Lステップ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Lステップを使えばユーザー行動がわかるため、次の打ち手がわかる
Lステップは、反応率の高いユーザーにランクをつけてセグメント配信する機能も搭載しています。お客さまの行動や感心に応じて配信コンテンツを自動で切り替えられるので、より効果的なマーケティングが行えます。
また、Lステップの強みは、プロダクトローンチやキャンペーンを1度だけでなく、ステップ配信を行えることです。
メッセージを送るユーザーの属性や配信タイミングなど細かな設定ができるので、シナリオを作りこんでおけばそれぞれのユーザーに合うメッセージを適切なタイミングで届けられます。
Lステップのサポート体制が充実している
Lステップのサポートには、次のようなものがあります。
- 有人でのチャットサポート
- LINEサポート
- カスタマーセンター
また、Lステップの初期設定が分からなくても、安心してください。
Lステップの導入前と導入後にサポートがあり、他のLINEマーケティングツールより回数が多く、挫折しづらいです。
Lステップ説明会
公式URL:https://linestep.jp/lstep_basic/?uqid=C25d53C65da326Vb&bid=T3c9233227T6fcb5
Lステップ説明会は「導入前」に参加でき、Lステップの話というよりLINE公式アカウント、メールとLINEの違いやそもそもLINEをビジネスにどう活用されるかといった根本的なセミナー内容になっています。
セミナーでは、LINEマーケティングの経験から得た知識を共有し、LINE公式アカウントの配信費用の削減、メールとの違い、課金対策、マーケティング上の弱点の克服などが話されます。
また、LステップというLINE公式アカウントの機能を拡張したマーケティングツールの特徴や効果についても説明されます。
セミナーはオンラインで開催され、特定の日程で予約が可能です。
無料個別相談会
公式URL:https://linestep.jp/indi_consul/?uqid=C25d53C65da326Vb&bid=g47g6fCa26907365
無料個別相談会は「導入前」に参加でき、Lステップの販売元の認定サポーターが1対1で質問に答える形式で、会社の課題や業務内容について他人に聞かれることなく、疑問や不安を解消できます。
、Lステップのビジネスへの活用方法、LINE公式アカウントとの併用、予約や問い合わせの自動化、利用料金などを相談できます。
無料個別相談では、Lステップ以外のビジネス関連の悩みについても相談でき、オンライン(ZOOM)で開催されます。参加は無料で、予約はウェブサイト上で行えます。
スポットコンサル
参加URL:https://linestep.jp/lstep-seminar-consulting/
スポットコンサルはLステップ「導入後」に個別の悩みをLステップ認定サポーターに1対1で相談できます。
毎月1回1時間無料で利用でき、オンライン(ZOOM)を使用します。
Lステップ活用セミナー
参加URL:https://linestep.jp/lstep-seminar/
Lステップ認定サポーターがレクチャーしており、セミナーは無料で何回でも参加できます。
セミナーは、セミナーは5回に分かれており、1回あたり3時間ほどです。
Lステップの導入をおすすめできる人
Lステップ導入をおすすめできる人は以下の通りです。
- 消費者(toC)向けに発信したい人
- 売上を大きく伸ばしたい、友だち数を大きく増やしたい人
それぞれ解説します。
消費者(toC)向けに発信したい人
toCの市場では、消費者の興味やニーズが多様で、それぞれの消費者に合わせたアプローチが求められます。Lステップは、このような個々の消費者の行動や関心に基づいて、パーソナライズされたコミュニケーションを行うのに非常に有効なんです。
例えば、ファッション関連の製品を販売する場合、消費者の過去の購入履歴や興味の傾向を分析し、その人に合った新製品やセールの情報を提供できます。
これにより、消費者は自分に合った製品情報を得ることができ、購入意欲が高まります。
さらに、Lステップマーケティングでは、消費者の関心が高まるような情報を段階的に提供することが可能です。例えば、初めに製品の一般的な情報を提供し、興味を示した消費者にはより詳細な情報や特典を提供できます。
SNSやオンラインプラットフォームは消費者との対話を促進し、彼らの意見やフィードバックを直接収集できます。これにより、より良い製品やサービスの提供、そしてマーケティング戦略の改善につながります。
toBの市場では、個々の消費者よりも、企業や組織が意思決定の主体となります。つまり、個人レベルのカスタマイズは、企業間取引においては必ずしも効果的ではないのです。
加えて、BtoBの取引は、製品やサービスの複雑性や価格の大きさ、長期にわたる契約関係など、BtoC(ビジネス対消費者)市場に比べて特有の要素が多いです。
そのため、企業間取引においては、より専門的で詳細な情報提供や、関係構築のための戦略が重要となります。これらの側面は、個人消費者向けのLステップマーケティングではカバーしにくい部分です。
売上を大きく伸ばしたい、友だち数を大きく増やしたい人
Lステップ導入によるメリット | ベネフィットと具体例 |
顧客の育成(リードナーチャリング)を行う | 顧客との関係を強化し、長期的な顧客ロイヤルティの構築。 例: 新製品の発売に伴い、既存顧客に向けたカスタマイズされた情報を提供することで、新製品への関心を高め、繰り返し購入を促進する。 |
効率的に情報発信を行う | ーゲット市場に合わせた精密な情報配信で、マーケティングの効果を最大化。 例: 地域別のイベント情報を配信することで、関連する市場に効果的にアピールし、参加促進。 |
顧客情報の収集の手間を省き、より効率的に顧客データを管理する | 時間と労力の削減により、その他のビジネス活動にリソースを投入可能。 例: Lステップ導入で、顧客データの分析にかかる時間を削減し、新たなマーケティング戦略の策定に集中。 |
ユーザーひとりひとりの属性と行動を分析する | 個々の顧客に合わせたパーソナライズされたコミュニケーションで、顧客満足度を高める。 例: 顧客の過去の購買歴を分析し、彼らの好みに合わせた製品推薦を行うことで、クロスセルの機会を増やす。 |
お問い合わせ対応や予約管理などを自動化できる | オペレーションの効率化により、顧客サービスの向上と人件費の削減。 例: チャットボットを用いた自動応答システムにより、顧客からの問い合わせに迅速に対応し、顧客満足度を高める。 |
自動で売上が立つ仕組みを作れる | 売上の自動化により、安定した収益の確保。 例: 定期購入システムを導入し、定期的な収益を確保しながら顧客に継続的なサービスを提供。 |
ユーザーの流入元を把握できる | マーケティング効果の測定と最適化により、広告費の効率的な運用が可能。 例::友達リストの動向をを追跡し、アクティブなユーザーに重点を置いた広告戦略を展開。 |
リッチメニューを自由にカスタマイズできる | 顧客体験の向上により、ブランドロイヤルティとリピート購入の促進。 例: ユーザーの行動データに基づき、個々のニーズに合わせたリッチメニューを提供。 |
アンケートで高い回答率を狙える | 豊富な顧客フィードバックにより、製品やサービスの改善と戦略的意思決定のサポート。 例: 購入後の満足度調査を行い、顧客の意見を製品改善に活用。 |
人件費の削減につながる | 自動化と効率化による人件費の節約。 例: 自動化ツールを導入することで、従業員の作業負担を減らし、人件費を削減。 |
今後のマーケティング施策や商品改善に役立てられる | データ駆動型の意思決定により、より効果的なマーケティング戦略の策定。 例: 顧客データを分析し、市場の傾向とニーズに基づいたマーケティング施策を実施。 |
柔軟なリッチメニュー設定で顧客の満足度を高められる | 顧客体験の向上により、ブランドロイヤルティとリピート購入の促進。 例: ユーザーの行動データに基づき、個々のニーズに合わせたリッチメニューを提供。 |
職業や年収で配信内容を分けたり、自社の商品に興味があると回答した人にだけメッセージをしたりできる | ターゲットマーケティングにより、広告のコンバージョン率の向上。 例: ユーザーの職業や年収に基づいたカスタマイズされたマーケティングメッセージを配信し、より関連性の高いプロモーションを実施。 |
運用コストを削減できる | 効率的なオペレーションにより、総運用コストの削減。 例: システムの自動化により、運用にかかる人的・物的リソースの削減。 |
LステップとLINE公式アカウントの違いをLステップ正規代理店が徹底解説!:まとめ
Lステップは、自動化して運用コスト・配信コストを削減したい、ユーザー分析をもっと詳しくしたい、マーケティング戦略を見直したいとお考えの方におすすめのツールです。
本記事が参考になれば幸いです。
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